18歳からクレジットカードが作れるようになったけどおすすめはなんだろう?…何を重視して作ればいい?還元率?付帯サービス?そんなクレジットカード選びで困っている人へ!
現役大学生が使いやすかったり、ポイントが貯まりやすかったりしたカードを6枚紹介します!
基本的にこの中のカードを持っておけば困ることのないといっても過言ではない6枚です。
ほかにもクレジットカードを選ぶ基準も記載しているのでこれからほかのカードを作るときにも役に立つと思うので、チェックしてみてください!
オススメ記事:クレジットカードってぶっちゃけ何?大人になるために知っておきたいクレカの仕組み!?
どんなクレジットカードを選んだらいいの?
2022年4月から成人年齢の引き下げにより18歳からクレジットカードを作ることができるようになりました。いきなり大学1年生から作れるようになって何を作ればいいのか分からないという人も多いと思います。まずクレジットカードって何だろう?作ったほうがいいの?という人は「クレジットカードってぶっちゃけ何?大人になるために知っておきたいクレカの仕組み」この記事を読んでみるとクレカのことがよくわかったり、作りたくなったりすると思います!
どんなクレジットカードがよいのかは年齢や自分のライフスタイルで変わってきますが、今回は大学生に向けての記事なので、カードを持つのに負担にならないかや大学生でも発行できるカードであるということを前提として選んでいます。
次の段落では具体的に何を重視したほうがいいのかを記載しているので是非チェックしてみてください!
何を重視すればいいか
まずクレジットカードを作るうえで重要な点が点あります。
今回は僕目線から重視したほうがよいと思う点をピックアップしました。
①自分の行動経済圏から考える
まず初めに、「経済圏」とは、関連する企業や店舗の商品やサービスを購入することによってポイントが貯まり、利用した回数などに応じて特典を受けることができる仕組みです。この仕組みにより、顧客は関連する企業で囲まれることから「経済圏」と呼ばれています。そのため、同じ経済圏を利用し続けるとポイントが積み重なりやすくなります。このことから普段利用しているお店や通販サービスのカードを発行することで、ポイントや特典を獲得しやすくなります。また、ポイントや特典を利用する際にも、普段から利用している店舗でそのまま利用することができるため、非常に便利です。実際に存在する経済圏の例として、楽天があります。楽天のポイントカードを持っており、楽天edyや楽天市場を利用している場合、楽天カードを作るといったことです。これを「○○経済圏」と呼び、楽天だと「楽天経済圏」、ドコモだと「ドコモ経済圏」と呼ばれます。
以上のことから自分が利用している経済圏のカードを作ることによりお得にポイントが貯まり、無理なくポイントや特典を使うことができるので、経済圏を考えてカードを作ることがおすすめです。
②還元率がよいか
クレジットカードを発行するうえで皆さんが一番気にしているのではないかと思う還元率です。
クレジットカードは利用した金額に応じてポイントを獲得できますが、これは還元率によって変わってきます。例えば一般的な還元率である0.5%と1%を比較した場合、10,000円の買い物をした際に0.5%では50ポイントですが、1%だと100ポイント獲得することができます。高額な金額になればなるほど、もらえるポイントが変わってくるのでなるべく高い還元率を作るほうがよいでしょう。
しかし還元率は高いけれど年会費が10,000円かかってしまうカードがありますが、大学生のうちは年会費がかからないものや比較的安い年会費のカードだと負担が少ないのでこういったカードを選ぶほうがよいと思います。
③付帯サービスの内容がよいか
年会費が高くなればなるほど、付帯サービスはよくなりますが基本的に年会費無料や少額の年会費のカードでは、付帯サービスの内容に大きな差はありません。しかしETCカードの年会費の有無は確認したほうがよいでしょう。これから免許を取り、車でドライブで出かけるなんてこともあると思います。そのためにETCカードは持っていたほう便利です。しかし年会費がかかってしまっては負担になってしまうので、無料のものを選ぶようにしましょう!
また無料のカードでも旅行保険が付帯しているものもあります。旅行が趣味な方はこういったものを選ぶと、万が一の時に非常に助かります。
④ポイントが使いやすいか
①経済圏でも少し触れましたが、いくらポイントが貯まっても使いずらければポイントを貯めるモチベーションが下がってしまいます。そのためポイントの使いやすさは重要です。ポイントの使い道として、お店で使う・他社ギフトカードに交換する・クレジットカードの支払いに充てるなどがあり最近ではポイントで少額投資をすることもできるようになりました。自分のライフスタイルを考えてポイントが使いやすいかを考えることが大切だと思います。
⑤会員サイト、アプリが見やすいか、使いやすいか
会員サイト、アプリの見やすさは重要だと思います。特に初めてクレジットカードを持つ人は、利用履歴や支払日などをこまめに確認しておくと良いでしょう。そうすると不正利用をされた際にもすぐに気づくことができ、カード会社に連絡をするなどの対応をすることができるため安心です。
基本的にカードの明細は利用してから2-3日後に反映されますがカードによっては利用速報などをメールやアプリで通知してくれる機能もあるため支出管理がしやすいです。
海外ECサイトは国内のものに比べてクレジットカード情報が悪用されやすいです。しかしカード会社によってはそれらをブロックしてくれる機能があります。例としてJCBが運営しているMy JCBでは海外ECサイトの決済をブロックしてくれる機能もあるため安心して利用することができます。
おすすめクレカ6選
ここからは実際におすすめのクレカを紹介したいと思います。
①JCB card w
・年会費永年無料
・基本還元率1%(1,000円ごとにokidokiポイント2ポイント)
・ETCカード年会費無料
39歳以下しかカードを発行することができず基本年会費、ETCカード年会費が無料という点で大学生や初めてクレジットカードを発行する人に向けたカードです。
JCB card wの特徴
・基本還元率が1%でETCカードの年会費も無料
年会費永年無料で基本還元率1%とメインカードに向いているカードだと思います。
・スターバックスやアマゾンを筆頭にポイントの還元率が最大21倍
特にスターバックスではスターバックスカードにチャージで10倍になるのでスタバを利用する人は作ったほうがお得にポイントを貯めることができます。
公式サイト JCB card w
②三井住友カードNL
・年会費永年無料
・基本還元率0.5%
・ETCカード年1回利用で年会費無料
三井住友NLの特徴
・対象のコンビニ・飲食店で7%還元を受けることができる
対象のコンビニ・飲食店で7%還元を受けることができるのが最大の特徴です。
セブンイレブンやローソンマクドナルドで7%還元を受けることができるのはとても魅力的だと思います。
・Sbi証券のクレカ積み立てでポイントが貯まる
また最近Nisaや積立Nisaをしている大学生が増えていると思いますが、この三井住友NLでSbi証券の投資信託をすると0.5%還元を受けることができます。
投資をこれから始めたいという人は作ることをお勧めします。
・学生ポイントでさらにお得に
NLには学生ポイントという学生のみがもらえるポイントがあり、対象のサブスクを支払うと最大で10%の還元を受けることができます。また携帯料金の支払いで最大2%の還元、Line payにNLを登録してチャージ&ペイすると3%還元など学生のみがもらえるポイント還元サービスがあるので大学生は三井住友NL作成必須です!
・ポイントが利用しやすい
またポイントの利用方法がわかりやすくapple payにid prepaidカードを登録してそれにチャージすると1ポイント1円で利用することができるほか、Vpassアプリからクレジットカードの支払いに充てることができます。
しかし一部の店舗では還元率が高いのですが、対象の店舗ではないと基本の還元率が0.5%なのでサブカードとしての役割でメインカードは、jcb card wや楽天カード、リクルートカードを設定するほうがよいと思います。
公式サイト 三井住友NL
③楽天カード
・年会費永年無料
・基本還元率1%
・ETC年会費550円
CMでおなじみの楽天カードは基本還元率が1%で楽天市場や対象店舗で決済するとさらにポイントがもらえます。楽天経済圏で利用すれば還元率は上がりますが、そうではない店舗でも1%の還元率があるのでメインカードとしての利用がよいと思います。
楽天カードの特徴
・楽天SPUによる楽天市場の還元率アップ!
楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)とは楽天グループのサービスを利用すればポイントがアップするプログラムで、例えば楽天モバイルを契約している場合プラス3倍になったり楽天モバイルのキャリア決済をするとプラス0.5倍になったりします。
・楽天payに楽天カードを紐づけてチャージ&ペイすると1.5%還元
楽天payに楽天カードを紐づけて残高にチャージすると0.5%還元され、支払うと1%還元をうけることができ、合わせて1.5%を受けることができます。
公式サイト 楽天カード
④セゾンパールアメックス
・基本年会費1,100円(初年度無料)(前年度に1円以上の利用で翌年度も無料)
・基本還元率0.5%
・ETC年会費無料
セゾンが提供しているAMEXブランドのカードです。
日本だとAMEXが使える店舗が少ないイメージですが、JCBと加盟店相互開放をしているためJCB加盟店であれば、AMEXを使用することができます。
セゾンパールアメックスの特徴
・QUICPayでの支払いで2%還元
対象店舗が関係なくQUICPayを対応している店舗であれば、2%還元を受けることができます。
また2023年12月29日まで9がつく日に利用すると合計で12,000名に全額還元されるキャンペーンを行っています。
・海外で利用するとポイント2倍
海外で利用するとポイントが2倍になります。これから海外旅行へ行く機会が増えると思うので旅行のお供に最適だと思います!
公式サイト セゾンパールアメックス
⑤paypayカード(paypayクレジット)
・年会費永年無料
・基本還元率1.0%
・ETCカード年会費550円
paypayカードはQRコード決済で人気のpaypay(ソフトバンクグループ)が発行しているクレジットカードです。このカードは少し特殊で、paypayアプリ内からクレジットという形で支払うことができるためpaypay加盟店では物理カードは必要ありませんが、加盟店ではない場合このカードで決済することによりpaypayクレジットとして利用することができます。
paypayカードの特徴
・paypayステップアップで還元率1.5%にアップ
残高払い、クレジット払いで200円以上の決済を一か月間で30回行うと翌月の還元率が0.5%アップし残高払いの場合1%、クレジット払いの場合1.5%と条件は少し厳しいものの、年会費無料で1.5%の還元はほかのカードにはなかなかありません!
・yahooショッピング利用で最大5%、ソフトバンク、Ymobileの携帯料金のポイント還元!
これは楽天カードと同じようなことで、経済圏の利用でポイントが貯まりやすくなり、系列のサービスを利用してもらうことで経済効果をもたらします。
・ポイントが使いやすい
貯まったポイントはそのまま利用することができるため面倒な手続きなしでお買い物などに利用することができます。
公式サイト paypayカード
⑥リクルートカード
・年会費永年無料
・基本還元率1.2%
・ETC年会費無料(発行手数料1,100円 JCBブランドを選択した場合無料)
リクルートカードの特徴
・基本還元率1.2%
リクルートカードは基本還元率がなんと1.2%と還元率が高いです。年会費が無料で1.2%は魅力的だと思います。
・公共料金の支払いでも1.2%還元
公共料金をクレジットカードで支払う場合、還元率が下がってしまうものや、ポイント付与の対象外のカードが多い中で、リクルートカードは通常還元率と同じ1.2%還元です。
・じゃらん・ホットペッパービューティー(グループサービス)で3.2%還元
コロナ渦が明けて旅行へ行ったり、おしゃれをしに美容院へ行く大学生はリクルートカードを利用することでお得にポイントを貯めることができます。
・旅行保険、ショッピング保険が充実している
リクルートカードは年会費無料でありながら、保険が充実しており海外保険は最高2,000万円、国内旅行は最高1,000万円、ショッピング保険は最高200万円となっています。
公式サイト リクルートカード
最後に
今回は現役大学生が選ぶクレジットカード6選ということで、おすすめのクレジットカードを6枚紹介させていただきました。基本的には自分の経済圏のカードや還元率が1%以上のカードをメインカードとして、特定の店舗で還元率の高いカードをサブカードとするのが一般的でしょう。またメインとサブの国際ブランドは異なるようにするのがよいと思います。
この記事を参考にしてクレジットカードを作ってみてください!
執筆者 つばさ
都内の大学に通う大学3年生です。大学では経営学を学んでいます。趣味は音楽を聴くこととドライブです!マイウェイ部ではインターンとして記事執筆中。
①行動経済圏から考える
②還元率がよいか
③付帯サービスがよいか
④ポイントが使いやすいか
⑤会員サイト、アプリが見やすく、使いやすいか