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大学生で総額1億円の資金調達をした女性起業家~前編~

株式会社テーブルクロス 最高経営責任者CEO / 城宝 薰

立教大学経済学部卒業。大学入学と同時にMade in Japanを世界へ発信する「学生団体Volante」を創設し、代表として活動。当時大学3年次の2016年に株式会社テーブルクロスを設立し、代表取締役に就任。株式会社テーブルクロスでは、社会貢献型グルメサイト「テーブルクロス」と「by Food.com」を通じ、国内外の子供へ寄付を届ける事業を展開。

株式会社テーブルクロス:https://tablecross.com/


2週間で起業を決意

かわちゃん

本日は、よろしくお願いします!早速ですが、大学3年生で起業したときのことを教えて下さい。

城宝さん

後先考えずに、起業を決意し、決意した二週間後には、会社設立の登記を法務局に提出していました。

経営に必要な「人・カネ・モノ・情報」を兼ね備えていたわけではなかったのですが、二週間の間で、ビジネスパートナーという「人」と、資金面で応援してくれる出会いで「お金」の経営資源が集まったことが起業の決め手になりました

かわちゃん

二週間の中で、心強い人との「出会い」があったように思います。どのような「出会い」があったのか、詳しく教えて下さい!

城宝さん

「テーブスクロス」という飲食店の検索サービスを通じて予約が入ると世界中の子どもたちのためになるビジネスモデルのコンセプトを色んな人達に話していました。父母を始め、大学の先輩、起業した先輩、公認会計士の方とかに、取り敢えず時間を作ってもらい話しをひたすらに聞いてもらっていた時期があります。

話をしている中で、「応援するよ!」「それだったら、城宝に合いそうな人を紹介するよ!」と言ってもらえ、創業時のビジネスパートナーに出会えたんです。その後、両親の知り合いや高校の先生から出資を受けるご縁があり、創業直後に必要だった開発資金を集めることが出来ました。

かわちゃん

発信し続ける事で、ビジネスモデルが現実になっていったんですね。
創業後にも出資してくれる方はいたんですか?

城宝さん

そうですね。創業から当分の間は飲食店の営業をほとんど回っていたのですが、そのうち規模の拡大をするうえで営業活動ができるパートナー企業が必要になった時期があります。協業企業から「出資は出来たりするの?」とお話をいただいたり、本当に今まで出会ってきた色々な方々に支えられて、ここまで進んできたというのが本音です。

かわちゃん

出資してもらう際、契約はあったのでしょうか?

城宝さん

出資を受ける以上、上場やM&Aを目指しているのかなどという「出口」が決まっていないと、基本的には出資を受けられないと思います。私の場合は、「女性最年少上場を目指す」ことをひとつの出口としていたことから、この夢を後押ししてくださる方々が出資をしてくれました。

かわちゃん

大学生で「上場を目指す」という大きな決断に、心配や不安はありましたか?

城宝さん

ありましたね。最後の最後で、やっぱり登記(起業)をするの辞めようかなと思いました。そこで、先輩に相談したところ、「城宝の中で、失敗って何をさしているのか」と聞かれたんです。借金を背負うことなのか、友達をなくすことなのか。

私の場合、1期目で融資を受ける際には無担保・無保証のため、事実上借金を背負うような環境ではありませんでした。そこで気付いたことがひとつあり、私が本当に恐れていたことは、「城宝は起業して失敗したらしいよ」と周りの友達に言われることでした。それだけだったんです。

こんなちっぽけな事で悩んでいるなら、起業を辞めた方がいいなと思いました。

かわちゃん

そこで、城宝さんを突き動かしたモノは何だったのでしょうか?

城宝さん

改めて考えた時に、「利益の創造と社会への貢献を同時に実現する文化を創りたい」と思いました。この気づきが最後の後押しになりました。


幸せだからこそ、自分に出来ることはなんでもする

かわちゃん

「社会問題」に興味を持った経緯をおしえて下さい!

城宝さん

幼い頃から、元々、社会問題に興味があってダイエーというスーパーに入ったときに盲導犬の募金箱へ小さな金額を寄付したりしていたんですけど、アメリカ留学した時に、障害者支援を行っているNPO法人の団体の会議に参加したことが大きなきっかけです

というのも、参加する前は、「NPO法人」「障害者への社会貢献事業」という固定概念から、どうやってボランティアを募るか、募金集めを行うか会議していると思っていたんです。しかし、実際は、団体としての価値は何なのか、どのような付加価値を社会に貢献ができ、その対価として利益を得るか、という仕組みづくりをすることを話し合っていたんです。

この話し合いがとても新鮮で、「なぜボランティアとか寄付とか集めないんですか?」と拙い英語で質問したところ、「寄付・ボランティアの単発のイベントで課題解決できていたら、そもそも「社会問題」にはなっていないでしょ。単発で解決出来ないからこそ、社会問題になっているわけで、継続的に取り組むことができる「仕組み作り」が大切になってくるんだよ」と言われました。その答えが自分の中でとてもしっくりきたんです。

そこから、自分の夢が大体決まっていきましたね。

かわちゃん

社会問題解決には、単発的な協力するのではなく、根本的なの仕組み作りから考え直すことが大切なんですね。また、幼い頃から、寄付をしていたということでしたが、その原動力はなんでしょうか?

城宝さん

自分の環境が幸せだったことに気づけたからこそ、自分に出来ることは何でもしようと思ったことがきっかけです。

私が小学生のときに家族旅行で行ったインドネシアで同い年ぐらいの子に出会ったんです。その子たちは、お昼頃、学校で勉強しているのではなくゴミ山にスパゲッティーを拾いに行ったり、空き缶を拾ってお金に換えたりしていて、この光景を目の当たりにしたときに、テレビでも見たことがなかったので衝撃を受けました。ですが、「可哀想だな」とう感情はなく、自分が「幸せだった」ことに気付かされたんです。

かわちゃん

何でもある日本の生活が幸せだったことに気付かれたんですね!


〜後編はこちら〜



本記事の執筆者:かわちゃん

群馬県出身の大学4年生。ライター初心者ですが、読者の挑戦を後押し出来るような情報を発信していきたいと思います!よろしくお願いします!