ウィンタースポーツとしては定番のスノーボード。
スピードに乗りながら、なめらかに滑り降りていく姿はとてもかっこいいですよね。
比較的時間に余裕がある大学生になり、「何か新しいことに挑戦したい…。」「友達や家族と楽しい思い出を作りたい!」と、スノボを始める人は多いのではないでしょうか?
今回は、そんな大学生に向けて、スノボを始めるにあたって必要な道具や、初心者におすすめのスキー場についてご紹介します!
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これだけは絶対必要!スノボで使う道具5選
「スノボを始めたいけど、どんな道具が必要なの?」
「レンタル料金は高いし、せっかくなら自分で道具を一式揃えたい!」
そう考える人も多いと思います。
基本的にスノボに必要な道具は以下の5つです。
・スノーボード(ビンディング付き)
・ブーツ
・ウェア(上下)
・手袋
・帽子
・ゴーグル
スノーボードのビンディングとは、ボードとブーツを固定させるための器具のことです。
だいたいのレンタルボードにはビンディングがついているため、心配しなくても大丈夫です。
多くのスキー場では、ボード・ブーツ・ウェアがレンタルできます。
いきなりこれらを揃えるとなるとかなり費用がかかるので、初心者はまずスキー場でレンタルしてみるのがおすすめです。
相場は、3つで¥10,000弱、ボード・ブーツセットだけならば¥5,000ほどで借りられます。
手袋・帽子・ゴーグルなどは、レンタルしていないところもあるので、事前に買い揃えておくと安心です。
手袋やゴーグルはスキー・スノボ用のものが良いですが、帽子は私服としても使えるニット帽などを付けている人も多いです。
物によりますが、¥5,000〜¥10,000ほどで3つとも買い揃えることができるでしょう。
あると安心!初心者におすすめの道具3選
スノボをする上で必ず用意する必要はありませんが、転ぶことの多い初心者が用意しておくと安心できる、おすすめの道具を3つご紹介します。
1. ヒッププロテクター
お尻を保護するパッドのことです。
スノボ初心者にありがちなのが、逆エッジ(斜面に対して板が逆に傾き、刺さること)になってしまい、お尻を強打してしまうことです。
ヒッププロテクターがあれば、転んでも痛くないので、安心して滑ることができます。
また、初心者スノーボーダーは板の上にバランスを取って立つことが難しいため、止まるたびにお尻をつくことになります。
ヒッププロテクターがあれば、長時間お尻をつけて休憩していても、ズボンが濡れる心配がありません。
プロテクターの中でも、ズボンの中に履くインナータイプの物から、ズボンの外につける亀やパンダなどのかわいらしいタイプのものまで様々あります。
相場は¥3,000〜¥5,000ほどです。ぜひ一度ご覧になってみてください。
2. ひじ・ひざパッド
転んだ時に、ひじやひざを毎回打っていては、痛くて嫌になってしまいますよね。
強く打ってしまうと、あざになるだけでなく、打撲や骨折の危険もあります。
ひじ・ひざパッドは、¥1,000〜¥3,000と比較的安く手に入れることができるため、初心者の人は念のため用意しておくことをおすすめします。
ヒッププロテクターと同様、インナータイプのものや、ウェアの外側から付けるタイプのものなど様々あります。
また、ヒッププロテクターとひざパッドが一体となっているものもあるので、ぜひ自分に合うものを見つけてみてください。
3. ヘルメット
ある程度スピードを出しているときに逆エッジをくらい転んでしまうと、頭を打つことも珍しくありません。
頭を強く打って、脳しんとうのような危険な状態になってしまうこともあるため、初心者の方はヘルメットを着用することを強くおすすめします。
値段は¥5,000〜¥30,000のものまで幅広くあります。
ヘルメットを選ぶ際には、デザインや見た目だけでなく、軽量度や通気性などにも注目しながら、ご自身の予算にあったものを選んでみてください。
これらの道具は、転んだ時のケガを防止するだけでなく、「転んでも大丈夫」という安心感を与え、恐怖心の少ない思い切った滑りができるため、初心者でも早く上達することができるでしょう。
万が一のことが起こってからでは遅いので、用意できる範囲で揃えておくと安心です。
大学生におすすめ!初心者でも滑りやすい、車がなくても行けるスキー場5選
道具を一通り揃えたら、次はスキー場探しです。
初心者にとって、最高のスノボデビューをするために、スキー場選びは非常に重要です。
上級者向けのスキー場を選んでしまっては、思うように滑ることができず、「もう滑りたくない…。」「自分はスノボは向いてないんだ…。」と残念な結果になってしまうかもしれません。
そんな事態を防ぐためにも、最初はゆるやかな斜面が多いゲレンデのスキー場を選ぶようにしましょう。
また、大学生は車を持っていないことも多いので、スキー場まで、新幹線や電車、バスなどの公共交通手段が充実しているかどうかもポイントです。
ここでは、日本各地にたくさんのスキー場がある中から、車なしでもアクセスしやすい、初心者向きのスキー場を厳選して5つご紹介します。
1. 軽井沢プリンスホテルスキー場(長野県)
東京から、北陸新幹線で約1時間の好立地!
最寄りの軽井沢駅とスキー場の間を無料シャトルバスが運行しているため、車を持っていない大学生でも簡単にアクセスできます。
また、ゲレンデ全体の約半分が初級コースになっているため、初心者でも楽しめるスキー場だと言えます。
周辺には、「軽井沢プリンスホテル」や「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」など宿泊施設や買い物ができるアウトレットモールもあるので、スノボ以外にも友達や家族と楽しい時間を過ごせるでしょう!
2. GALA湯沢スキー場(新潟県)
こちらも、東京から上越新幹線で75分、無料シャトルバスが運行しており、アクセス抜群。
さらに2023年5月7日まで、往復のJRとリフト券やゴンドラ券がセットになったお得なプランもあり、新幹線でのアクセスがおすすめです。
スノボだけでなく、「スノーモービル」や「ムーンバイク」、「アウトドアサウナ」など、アクティビティも豊富なので、「スノボが思ったより大変で休憩したい」「中々上達できずつまらない…、違うことをして遊びたい!」と感じた初心者の方にもおすすめです!
3. ノルン水上スキー場(群馬県)
都心からのアクセスの良さが売りの、群馬県にあるスキー場です。
新幹線だけでなく、電車やツアーバスが都心から運行しているため、車を持っていない大学生も行きやすいでしょう。
また、コースの8割が初級・中級向けのため、初心者も楽しく滑ることができます。
スキー場の周辺には、温泉・宿泊施設が豊富で、中にはリフト券を持っていくと割引になる温泉施設も多くあるので、アフタースキーも含めて、友達や家族と素敵な思い出が作れること間違いなしです!
4. 上越国際スキー場(新潟県)
東京から上越新幹線で1時間50分、「上越国際スキー場駅」の目の前に広がるスキー場です。
駅から徒歩0分と、車がなくてもアクセス良好です。
コースのほとんどが初級・中級向けで、コース幅も広いので、初心者でも周りを気にせずゆったりと滑ることができるでしょう。
スクールも豊富で、予約なしでもレッスンを受けることができるため、一から丁寧に教わりたいといった方にもおすすめです!
5. アップかんなべスキー場(兵庫県)
こちらは、関西にあるスキー場です。
神戸からバスで約2時間半の場所にあります。
8割が初級・中級者向けの斜面になっており、どのコースもゆったり幅広いゲレンデなのが特徴です。
平均斜度が7度と、どうやってもスピード出しすぎにはならない「超ゆるやかコース」なため、初めてのスノボにおすすめ。
関西の大学に通う学生で、スノボデビューしたい!という方にはぴったりなスキー場です。
いかがでしたか?
全国にはたくさんのスキー場がありますが、その中でも、車がなくてもアクセスがよく、初心者でも滑りやすいゲレンデのスキー場を5つご紹介しました。
周辺の宿泊施設やレジャー施設も充実しているところが多いので、ぜひ友達や家族とスノボを楽しみながら、観光も満喫してみましょう!
【まとめ】けがには十分注意して、素敵なスノボデビューを飾ろう!
今回の記事では、大学生で初めてスノボを始める方向けに、スノボで必要な道具やおすすめスキー場を紹介しました。
時間のある大学生のうちに、何か新しいチャレンジをしたいと思っている方には、友達や家族とともに楽しめるスノボがおすすめです!
しかし、スノボは大きなけがにもつながりやすい危険なスポーツでもあります。
初心者は特に事前の準備をしっかりとし、安心・安全を心がけて素敵なスノボデビューを迎えてください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
執筆者 まゆ
山梨県に住む大学生4年生。大学では英語言語学や日本語教育を専攻し、3年次にはアメリカにて語学留学を経験。趣味は、旅行、温泉、スノボ・スキーなど。マイウェイ部ではインターンとして記事執筆中。