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【業界研究】芸能人と会えることも!?大人気な広告業界の仕組みや仕事内容、トレンドを理解して選考対策に備えよう!

2月に入り、就職活動が忙しくなってきましたね!

本記事では、就活生に人気な広告業界について、業界のビジネスモデルや職種、動向、さらに大手広告代理店の特徴について紹介します。

広告業界で活躍したいと思っている就活生に必見の記事となっています!


広告業界について

広告業界は様々な媒体や会社が関与していて、複雑そうに感じている人も多いかもしれません。

ここで、業界の仕組みビジネスモデルについて、また、就活生に人気な「広告代理店」の種類について確認してみましょう!

①広告業界の仕組み

広告業界は主に、広告を出したい「広告主」、広告を作成する「広告制作会社」、広告が掲載される「媒体」、広告主と媒体の架け橋となる「広告代理店」の4つから構成されています。

そして、就活生が多く志望するのは「広告代理店」です。

広告代理店の「代理」という言葉は、広告枠の売買を代理していることから来ています。
広告業界は、広告主が、テレビや雑誌といったメディアが提供する広告枠を買い、広告を出稿するという仕組みになっています。

例えば、CMは秒単位で価格が決まっていたり、街中でよく目にする掲示板は思っているよりも多額の広告費がかかっていたりします。

②広告代理店の種類

次に、就活生に人気な広告代理店の種類を解説します。広告代理店は主に3つに分類されます。

まず、「総合広告代理店」です。
あらゆる広告媒体を取り扱い、広告が消費者が目にするまでの全てのプロセスに関わります
宣伝したい商品の特徴を捉え、どの媒体でどのように宣伝するのかプランを考え、そのプランに基づいた広告の製作や販売促進を行います。そして、最後に媒体から購入した広告枠に出稿します。
総合広告代理店は、様々な媒体で同時に広告を打てることが特徴です。

(例)電通、博報堂、読売広告社など…

次に、「専門広告会社」があります。
テレビCMやインターネット広告など特定の媒体に特化している会社です。専門媒体の広告枠を売るという、媒体側に立った仕事を行います。多様な媒体から、広告主に合ったものを提案するという業務もあります。

(例)サイバーエージェント、アイレップ、オプトホールディングなど…

最後に、「ハウスエージェンシー」です。
特定の企業の広告を制作のみを担っている広告代理店です。特に、鉄道会社がハウスエージェンシーを抱える場合が多く、独自のビジネスモデルを展開しています。総合広告代理店に依頼した場合よりも仲介料が削減できることが特徴です。

(例)JR東日本企画、JR西日本コミュニケーションズ、東映エージェンシーなど…

ゆみ

電通博報堂はよく耳にする大手会社ですね!!

広告業界は注目されることが多いイメージ、、!


広告業界の仕事内容

それでは、次に広告業界の職種についてみていきましょう!

広告業界は、今まで紹介したメーカーや金融業界とは異なった特徴的な仕事だと言えます。
自分がどの職種に向いていそうか再度確認してみましょう!

ちなみに、食品業界に興味のある方はこちらの記事もぜひご覧ください!
【業界研究】これを読めば完璧!?食品業界の分類や仕事内容・トレンドを把握して理解を深めよう!

①営業系

まずは、やはりどの業界にも欠かせない営業です。

広告業界では、広告を出したい企業に広告やプロモーションの企画を提案し、案件を獲得してきます。受注に至れば、マーケティングや制作担当者などとコミュニケーションを取りながら、コストやスケジュール管理を責任もって行います。

クライアントの代理のような役割から、広告会社の代表やプロデューサーとしての役割など、様々な仕事を担うため、柔軟性やコミュニケーションスキルが求められます。

②マーケティング系

マーケティングの仕事では、依頼を受けた広告をどのように打てば効果的なのかを調査し、配信の時期、広告枠の組み合わせなどについて企画します

効果測定や販売戦略のため、店頭での売り上げ状況、聞き取りやモニターへのアンケートなど、幅広い観点から市場を調査します。

市場調査のための数字を分析する力や論理的思考力が必要となります。

③クリエイティブ系

雑誌やポスター、テレビやWEBサイトなどの様々な広告をデザインするデザイナーや、広告の文言を考えるコピーライターなど、広告の制作、編集に関わる仕事です。

広告の効果をより高めるために、イベントやキャンペーンを企画、実施することもあります。

流行を考えたり、人を惹きつける新たなデザインを生み出したりするために必要な創造力が最も求められる仕事だと考えられます。


大手広告代理店の特徴

それでは、私たちがよく知っている大手広告代理店についてそれぞれの特徴を紹介します!

会社によって特徴や社風が異なるので、きちんと理解を深めて、自分にあった企業を選びたいですね。業界だけでなく、企業も深堀って見てみましょう!

①電通

まずは、誰でも聞いたことあるであろうトップに君臨し続ける電通です。

体育会企業と言える社風で、営業力が圧倒的で、顧客を多数保有しています。また、電通のみ取り扱える広告枠も多く有しており、オリンピックやワールドカップなど、多額で売買されています。

また、近年の強みとしてグローバル展開していることも挙げられます。
売上の総利益の約60%が海外からの利益で、カナダやフランスなどにも進出しています。

②博報堂

また、電通の二番手として知られているのが博報堂です。

圧倒的営業力が強みの電通と比べて、マーケティング力クリエイティブ力に強みを持っています。生活者データの収集、分析をデジタルソリューション広告に活かしています。
また、制作部門を得意としていて、広告領域での世界最大規模の祭典である「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル2017」では16の賞を獲得するなど、国内、国外ともに評価されています。

③サイバーエージェント

最後は、IT広告代理店として最も有名なサイバーエージェントです。

AmebaやCyGamesなど広告以外のメディア事業やゲーム事業、プログラミング学習事業なども幅広く行っています。
事業領域が広い為、トレンドに適応できることが強みであり、常に挑戦するというベンチャー気質の会社となっています。営業に力を入れたり、新たなことに挑戦するのが好きだったりする人は、社風として合っているかもしれません。


広告業界のトレンド


では、最後に広告業界の動向、トレンドを確認してみましょう!

広告業界は世の中の動きに大きく影響されます。
景気が悪くなれば、企業はマーケティング費用である広告費を削減するため、新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受け業績が落ち込みました。
また、若者のテレビ離れ、インターネット利用の増加など流行も関与します。

世の中の情勢と同時に、業界の動向を確認する必要があると言えます。

①テレビ広告の売上減少

現在は、若者がテレビを見ることが減り、スマートフォンやパソコンでインターネットを利用することが多くなっています。

ネット広告の売上高が着々と伸びており、2021年には初めてテレビ広告の売上高を抜くほどにまでなりました。
インターネット広告では、看板・紙面広告と比較して、消費者動向を分析することができるので、マーケティングへの活用をしやすいことが強みです。

今後もインターネット広告への需要は高まっていくと考えられます。

②技術革新の活用

最近のインターネットを利用した広告活動は、TwitterなどのSNSYou Tubeだけでなく、新たな媒体を利用して拡大されると予測されています。技術革新がめまぐるしく起こる中、どんどん新しいものが登場し、流行が変化しています。

例えば、Googleが提供している企業向けプラットフォームでは、現在注目されている「体験型」「没入型」の形の広告である。
消費者は広告を見ることにより、商品を回転させたり、拡大させたりして立体的に商品を確認することができます。

このように、技術革新により広告のスタイルが変化していくことで、消費者への影響力がより大きくなると考えられます。


おわりに

本記事では、広告業界について紹介しましたが、いかがでしたか?

就活生に人気だからこそ、より業界・企業研究を深めて、志望する企業を決めていきたいですね!
就職活動解禁前で忙しくなってきましたが、みなさんでがんばりましょう(>_<)


後ろ姿

執筆者 ゆみ

香川生まれで、現在東京に住む大学3年生。ゼミでは都市政策学や地域経済を主に勉強中。趣味は旅行で、旅館に泊まることが好き。マイウェイ部ではインターン生として記事執筆中。