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インターンとパーソナルトレーナーを通して見つけた池田宜誠の人生ビジョン

東海大学 / 池田 宜誠

東海大学4年生。トレーナーを志し、ジムでアルバイトをする。その後、人と本気で向き合える仕事をしたいとフリーパーソナルトレーナーとして事業を始める。今では芸能事務所の関係を中心に、パーソナルトレーナーとして活動している。


「不満から気付く自分に合った方法」

かわちゃん

本日はよろしくお願いします。現在池田さんは、フリーパーソナルトレーナーとして活躍しているみたいですが、元々パーソナルトレーナーを目指していたのですか。

池田さん

そうですね、トレーナーになりたかったんです。小学校2年生から高校3年生までサッカーをしていたんですけど、高校生の時から怪我が多くなり頻繁に接骨院に通うようになりました。

そこのかかりつけである接骨院の先生が、トレーナーも並行し選手の強化に携わっていたんです。僕自身も自分と同じように怪我をした選手のサポートをしたい想いから、トレーナーを志すようになりました。その為、○○学科のある東海大学に進学しました。

かわちゃん

そうだったんですね、どのような背景があってフリーでパーソナルトレーナーを始めたのですか?

池田さん

実習の経験がきっかけです。大学1年生の冬に実習として、学内の部活動でトレーナーをしていました。僕と先輩の2人で、約60人の部員の個々に合ったトレーニングメニューから食生活まで担当してたんですが、気付くと作業化していました。目の前の仕事をこなすことに夢中になり、部員と誠実に向き合えないことに不満を感じるようになりました。また、インプットが少ない中でのアウトプットでしたので、このままで良いのか不安になりました。そこで、ジムでアルバイトしていた経験も活かし、お客様個々と向き合えるフリーパーソナルトレーナーを渋谷・恵比寿を拠点に始めました。


「人に寄り添うことで困難を乗り越えられた」

かわちゃん

苦労したことはありますか?

池田さん

苦労したことですね、3つに分けてお話したいと思います。

1つは、授業との両立です。授業が多い2年生の時は1日5、6人を担当していました。その為、空きコマを利用しトレーナーの仕事をしていました。実は、授業よりトレーナーの仕事を優先しすぎてしまい、テスト期間に一度身体を壊したことがあったんです。身体を壊すことが、お客様に迷惑をかけることにも繋がると改めて実感しました。そこからは、プライベートの時間を抑えてスケジュール管理するようにしています。

2つ目は、集客です。インスタグラムをメインに集客していたのですが、最初は全くお客様を集められず苦労しました。20代から30代の女性をターゲットにインスタグラムを活用し、個々で声かけを行っていましたが、怪しまれて返事がこないことの連続でした。

3つ目は、お客様のトレーニングの継続です。実際に、辞めていってしまうお客様も今までいました。そこで、僕が見ていないところのお客様自身の生活習慣も重要になってくるので、どうお客様に寄り添い結果にコミットさせるかを考えることに苦労しました。

かわちゃん

どのように乗り越えたのですか?

池田さん

集客ではフォロワーの多い女性に声をかけ、無料で僕のトレーニングを受けてもらいます。その代わりに、インスタグラムで投稿してもらい認知度を上げていきました。

その結果、今では芸能関係のお客様や50代のお客様からご利用頂いています。

かわちゃん

お客様との関わりで意識していたことはありますか?

お客様のトレーニングでは、僕とお客様で目的や期間などの共通認識を合わせるようにしました。例えば「痩せたい」と言っているお客様でも、何の為に痩せたいのか、本当に痩せたいと思っているのか、お客様によって目標は異なります。そこで、自分なりに「カウセリングシート」を作成し、これを元にトレーニングメニューや食事管理などを行いました。

週1回で1時間のトレーニングだからこそ、親身に実生活での栄養とか、簡単にできるトレーニングなどをアドバイスするようにしました。お客様に寄り添うように心がけました。

かわちゃん

なるほど!トレーニングすると、すぐに痩せられると思っている方も実際に多かったですか?

池田さん

そうですね、お客様の中でも「すぐに痩せられる」と思っていらっしゃる方が多いんです。もちろん痩せられないわけではないのですが、身体を壊してしまう可能性があるので、間違っていることの「伝え方」は気をつけました。その為、「お客様が本当に望んでいることはなにか」を明確するヒアリングを丁寧に行うようにしました。お客様の目標を決められた期間で、どうアプローチしていくか考えるようにしました。


「成長・苦労を分かち合いたい」

かわちゃん

今後の展望を教えてください。

池田さん

今後は、就職してトレーナーとは別の仕事をしたいです。トレーナーの仕事で、集客の方法を学び、実践し達成しても一緒に喜ぶ人がいないんです。また、分からなかったことがあれば、アルバイト先の先輩に聞いたりしていたんです。しかし、結局分からないままで終わってしまうことも多々ありました。その為一緒に学んで、支え合っていける存在が欲しいですね。

かわちゃん

一人だと限界があると感じたんですね。そう感じた背景は何か別の出来事があったんですか?

池田さん

アチーブメント株式会社の学生向け自己啓発セミナーに参加し、自分を見つめ直す事が出来た事、また株式会社from Familyでの長期インターンを通じ、人生で「大切にしたい人」を見つける事が出来ました。自己啓発セミナーでは、事業をやっている「身近な人を大切にしたい」という目的を明確にすることが出来ました。また、「家族」を大切にする株式会社from Familyでの長期インターンを通じ、「家族の中心」である「お母さん」という存在を大切にしていきたいと強く思いました。

そこで就職し、世の中の「お母さん」が生きがいを見つけられるような社会を実現してきたいと思っています。

かわちゃん

—事業の目的を明確にしたことで、本当のやりたいことに気づけたんですね。

事業やインターンを経験してきた池田さんから、学生に伝えたいことはありますか?

池田さん

就活する前に、やりたいことをみつけるって難しいと思います。その「軸」を見つける為、選択肢を広げる為に、自分の好奇心を大切にし、興味のあることに没頭してもらいたいです。やりたいことがあるなら、やってから判断してみることをオススメします。僕は目的は明確ではなくてもやりたいことに全力で取り組んできました。その結果、自分の求めていることや視野を広げる事が出来ました。


本記事の執筆:かわちゃん

群馬県出身のかわちゃんです。記事を通じ、キャリア・問題解決できるきっかけになればと思います。よろしくお願いします!


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