拓殖大学/石川 京士
プロフィール拓殖大学2年、東京住みで計3つのインターンを経験
「授業もサークルもつまらない」「就活が不安…」こんな大学生も多いはず。そんな学生にお勧めする長期インターン。実際に長期インターンを3社経験した学生が、【長期インターンで学んだこと&長期インターンの実態】について語る。
インターンをやるきっかけ
よろしくお願いします!拓殖大学2年の石川京士(いしかわあつし)です。きっかけは特にないんですけど、なにか行動してみたかったからですね。高校生の時、陸上部に所属していたんですが、つまらなくてすぐやめちゃったんですよ。大学に入っても、サークルは何も入らなかったので、授業うけてバイトして家に帰る。そのとき「高校の時と同じことを繰り返したくない」と思ったことがきっかけですね。
なるほど。それでインターンをやろうと?
何かしたいなーと思っていたときに、ラインニュースに乗っていたあるベンチャー企業の社長インタビューで言っていた「日本をぶち上げる」という言葉が印象に残りました。その会社のホームページで、社員が熱い言葉で語っているのを見て感動しました。「社会人てこんなかっこいいんだ」と思うようになりました。それがきっかけですね。
いいですね!それで、その会社のインターンを始めたんですか?
いや、条件がきつすぎたのであきらめました笑 週5回、5時間以上の出勤が必要だったので、学校との両立が無理だろうなと。けど、インターンをやりたいという気持ちだけ残ったんです。だから、Wantedlyというインターン検索アプリで適当に応募し、たまたま受かったWEB系会社のインターンに入りました。
WEB系会社での経験
そのWEB系会社ではどんな業務を行ったのですか?
まず研修が結構あって、2か月くらいプログラミング研修、会社理解など基礎的な部分を教わりました。3か月目で部署に配属されて、借金系のWEB記事の構成案を作成していました。研修の時からずっと給料が発生していて、めちゃめちゃホワイトでしたね。その分、高いレベルを求められて、端的に言いたいことをまとめることが求められました。
【構成案】…記事を書くうえで基礎となるタイトル、見出し、ターゲット層などをまとめたもの
借金系の記事!笑 難しそうですね。なんでやめちゃったんですか?
社員の方が求めるレベルに答えられなかったのがつらかったんです。書いても書いても却下されました。時給制のバイトだから、できないことに後ろめたさがあって「全然価値提供できてないじゃん」と思って挫折しました。結局、1年生の9月から2月までの5か月ででやめました。
営業インターンでの経験
そこからまた別のインターンに入ったのでしょうか?
WEB系の会社の先輩に「Matcherでいろんな人にあったほうがいいよ」と言われ、お話を聞きに行きました。その時あった人に「営業やらない?」と誘われたので、始めました。営業と言ってもプログラミングスクールに入るようTwitterに勧誘する仕事でしたね。情報商材に似ていると思います。勧誘した人が実際にスクールに入れば、5万円のボーナスがもらえる仕組みです。
【Matcher】…学生と社会人をつなげるアプリ。学生は自分の志望する業界で働いている社会人に会って話を聞くことができ、社会人は意欲の高い学生を囲い込むことができる。
Twitterで情報商材を売るんですか、、、大丈夫なところですか?
起業して3年のドベンチャーですから、仕方ないところはあると思います。 営業と言ってもTwitterでDM送りまくってアポをとるんですが、最初の2か月くらい意味が分からず、やる気がわかなかったです。僕の営業というイメージとかけ離れていて。月5000円で会社に泊まってました。24時間Twitterやって、DM送ってフォローして電話して、一週間に一回家に帰っては親から心配されました。
え!それは大変でしたね、、、いつまで続けたんですか?
2年生の7月までです。学業との両立が限界になり、結局一件も契約が決められずやめました。アポイント数は営業部内で2位くらいの数で、惜しいところまで行ったんですけどね。だから報酬はゼロです。月に6,7件契約を決めて、ボーナス含めて月50万円稼いでいる人もいました。その人は今は起業してるみたいです。
現在のインターン
営業インターンを辞めて以降、今は何かされてるんですか?
その営業インターンをやめた後、現在のインターンに参加しました。デザイン業務を請け負って、このサイト『マイウェイ部』の画像作成や、あらたなインターン生の管理&採用を受け持っています。
今度は長く続きそうですか?
わからないです笑 でも、仕事にわくわくしている間は続くと思います。今のインターンは新しいものを作るインターンだから、続くかも。
百聞は一見に如かず
社会人として必要なことは学べました。中学生の時から前へ前へ進んでいく性格でした。そんな中、壁にぶつかり、社会で働くうえで自分の弱点を知ることができました。時間の使い方、スケジュールをしっかり組むとか、就職する前にできたことは大きいと思います。
確かにそうですね。インターンってバイトとは違って、社会人に必要なスキルを得ることができますよね。インターンを経験したいと思っている人に向けて何かありますか?
『百聞は一見に如かず』という言葉を送りたいです。人にいろいろ聞くよりも、自分で見たほうが納得します。時間はあると思うので、とりあえず挑戦してみてください!また、『優しい人に社会は優しくない』というのも言葉も送りたいです。
『優しい人に社会は優しくない』ですか、、、深いですね。営業インターンの経験から生まれた気持ちでしょうか。これからの目標ってありますか?
やっぱり、社会人と同じ価値を提供するインターン生になりたいと思っています。将来の仕事は特に決めてないですね。今はデザインやWEB系の業務をしていますが、そういう仕事に就きたいというのも特にないです笑 けど、やりたいことはやってみるつもりです。
インタビュアー兼執筆者 モロ
埼玉出身、元記者志望。大学卒業後、21卒で総合広告代理店に入社する。趣味は囲碁、スポーツ。会社に頼らず、自分の力で稼ぐ力を身に着けるため、ライティングを勉強中。マイウェイ部ではライター兼Twitter運用を担当。
今日はインタビューよろしくお願いします!長期インターンを3社やっていたということですが、最初にインターンをやろうと思ったきっかけは何ですか?