お知らせ|サイトデザインがリニューアルされました!

技能実習生の課題に挑む外国人人材会社21卒内定者、関口蛍

立教大学 / 関口 蛍

立教大学現代心理学部の4年生。高校生の時には韓国へ留学し、大学在学時にはカナダへ留学。大学のゼミでは「韓国社会とジェンダー」を研究するなど、韓国の文化や社会に強い関心を持つ。また7月に外国人人材の会社から内定をもらい、来年春からの入社が決定。現在は内定者インターンとして業務に従事している。将来やりたいことは「現地の送り出し機関の立ち上げに携わること」。


「私が外国人人材の会社に決めた理由」

しまだ

内定おめでとうございます!ところでなぜ現在の内定先に決めたのですか?

関口さん

3つ理由があります。1つ目は、元々グローバルに展開する企業に絞っていたので、「海外拠点も含め、大規模なグループ展開を行っている」ところに魅力を感じました。

2つ目は、説明会に行って話を聞いていくうちに、直感的に面白そうだなと思いました。ただ当時ミャンマーのことは全くと言っていいほど知らなかったです(笑)。しかしミャンマーの歴史や人々の暮らしについて調べれば調べるほど興味を持ち、これからもっと知りたいと思っています。

3つ目は、技能実習生を教育して日本に送り出すまでの透明度が非常に高いことです。外国人労働者仲介業界は、技能実習生に高額請求をする悪質な仲介人がいたり、賄賂が横行していたりするグレーな業界なんです。それを透明度が高いものにするという内定先の目標を聞いて、「純粋にこれがやりたい!」と思いましたね。

しまだ

技能実習生の問題を扱っている記事は読んだことがありますが、まだまだ改善されていない印象です。関口さんは外国人労働者に元々興味があったんですか?

関口さん

そうですね。カナダに留学した時、日本語を学びたい人と英語を学びたい人で言語交換をするというボランティアがあったのですが、そこで日本で働くことを目標にしているカナダ人男性に出会いました。その方が日本で働けるようサポートをしたいと思い、ビザ取得について自分で調べたりしていたので、外国人労働者が日本で働くことに興味はありました。

しまだ

なるほど…社員さんに魅力を感じたという話を耳にしたのですが、具体的に教えてください!

関口さん

1次面接はMさんという女性の方だったんですが、この方がとにかくエネルギッシュでものすごく熱い人だったんです。学生時代に取り組んでいたことも凄いですが、入社後営業で新人賞を獲得するなど最前線で活躍されている姿を見て、「一緒に働きたい」と思いましたね。また面接時に「この会社はスタートアップの会社だから福利厚生がまだ整っていない状態だ」と言われました。その時に「Mさんと一緒に制度を作る立場になりたい!」と思えたことが非常に大きかったです。

しまだ

特に女性は福利厚生が整っていることを重視する傾向にありますが、なぜ「一緒に制度を作りたい」と思ったのですか?

関口さん

私は「大手に入りたい、ベンチャーに入りたい」というような会社の規模で判断するのではなく、「この会社で働きたい」という思いを大事にしていました。福利厚生よりも自分のやりたいことがない環境で働く方が苦だと考えていたので、なければ自分がロールモデルになってみんなで一緒に作れば良いというスタンスでしたね。


「就活前はCAを目指していた」

しまだ

就活前はCAを目指していたそうですね。

関口さん

そうなんです。小さい頃から憧れていて、かつ色々な国の人と出会える職業だからという単純な理由で目指していました(笑)。

しまだ

私も実はCAに憧れていました!ではなぜCAを受験しなかったのですか?

関口さん

CAになった後何をしたいか、どうなりたいかというビジョンが見えなかったからです。夢を叶えるという点では良いと思いましたが、CAになることが手段ではなく目的になっていたため受験しなかったですね。

しまだ

なるほど…ではCAの後はどんな業界を見ましたか?

関口さん

グローバルと人材の2つですね。

しまだ

そうなんですね!これらの業界を目指したのはなぜですか?

関口さん

まずグローバル業界に興味を持った理由を話しますね。中学生の時、ドラマをきっかけに韓国の文化を好きになったことで韓国語を勉強し始めたんですけど、それが入り口です。また国際高校に通っていたので環境自体がグローバルでした。例えば普通科、英語科、近隣語というようにコースが分かれていて、入学時に選択します。中でも近隣語コースは韓国語、中国語、タイ語などの6言語に分かれます。さらに外国での研修制度も充実していました。このような環境にずっといたので自然とグローバルな業界に興味を持ちました。

人材業界は、カナダ留学の時に日本で働きたいカナダ人男性や、カナダに移民して働きたいという韓国人男性の話を聞いて、人が働く手助けをするエージェントに興味を持ちましたね。


「最終面接までオンラインという新時代の就活」

しまだ

今年の就職活動はコロナ禍の影響で大変だったと思いますが、どうでしたか?

関口さん

内定先の選考は最終面接まで全てオンラインでしたし、他社もそうだったので回数を重ねるうちに慣れましたね。

しまだ

最終面接までオンラインだと、会社の雰囲気が分からないので不安だという声をよく聞きますが、関口さんは不安に思いませんでしたか?

関口さん

緊急事態宣言前に一度会社を訪問したので、その不安はなかったですね。

しまだ

なるほど、オンライン面接で何か気を付けていたことがあれば知りたいです!

関口さん

これは対面の時でもそうなのですが、言葉を面接官にダイレクトに伝えるよう意識していましたね。強いて違うところといえば、面接の緊張感ですね。オンラインのほうが自宅で面接を受けているのでリラックスした空気感で挑めました。結果、対面もオンラインも事前準備が
一番大事ということは変わらないと思います。

しまだ

では、就活で1番苦労したことを教えてください。

関口さん

自分の思いを言語化するのが本当に難しかったです。対策としては、自分がやってきたことを小学生の頃から洗い出し、その時の感情やどう対処したかなどを、ひたすら思い出す作業をしましたね。ただどこまで深堀りすれば良いのか分からなかったので、実際に面接を受けてどのぐらいの深さまで質問されるのかを知り、自己分析するというサイクルで効率よくやっていましたね。


「『関口さんに相談したい』と思ってもらえる人に」

しまだ

内定先の会社でやりたいことはありますか?

関口さん

「現地の技能実習生の送り出し機関立ち上げに携わりたい」です。ベトナムの技能実習生教育施設の動画を見て衝撃を受けたことがきっかけです。というのも教育施設が軍隊みたいで縛りがきつすぎると感じたんですね。具体的に言うと「一列に並んでおはようございます!」みたいな。

もちろん常識の範囲内でのルールは必要だと思います。自由すぎると何でもしていいんだとなってしまうので。なのである程度のルールは守りつつ、技能実習生と教育担当、互いが尊重し合いながら学ぶ場を作りたいと考えています。その時に「これはやったらダメということをどう伝えるか」が課題になると思いますね。

しまだ

将来外国人労働者問題のパイオニアとして関口さんの名前が聞ける日を楽しみにしています!では将来のビジョンを教えてください。

関口さん

主に2つあります。1つ目は、技能実習生の方が来日した時に「日本にこれからもいたい」と思ってくれる人を1人でも多く作りたいです。そして、悪事を働いて稼いでいる人を除外できるくらい会社を大きな組織にしたいです。そのためには「何でもトライする」精神で様々な業務に取り組みます。私は1つのことに特化するのではなく、営業や組合管理など色々な分野に精通した人になりたいと思っています。

2つ目は、誰よりも話を聞ける人、寄り添える人になりたいです。営業先で出会う企業さんや、技能実習生の方が悩みや不安を抱えることは多いと思うのですが、その時に真っ先に「関口さんに相談したい!」と思ってもらえる人になりたいです。そのためには相手に話されたから悩みに気付くのではなく、察する能力を養うことが大切だと考えています。


本記事の執筆者:しまだ

兵庫県出身のしまだです。このメディアを少しでも多くの人に見てもらえるよう、試行錯誤しながら頑張ります!よろしくお願いします。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です