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地方にだって魅力はある!三重県のために奮闘し続ける東大生、星合佑亮

学外任意団体みえフェス代表 / 星合 佑亮

東京大学経済学部の3年生。三重県伊勢市出身。
学外任意団体みえフェスの代表を務め、三重の結束を強めたいという思いのもと、上京してきた三重県出身の若者向けに定期的にイベントを開催。将来的にはイベントを通じてできた繋がりが、三重に還元する何かを生み出すプラットフォームになれればと考えている。


「みえフェスとは?」

しまだ

本日はよろしくお願いします!ズバリ、みえフェスとは何ですか?

星合さん

三重県出身で首都圏在住の若者が集まるコミュニティです。ターゲットは30代までが対象ですが、学生がメインですね。学生だけではなく社会人にもみえフェスを普及したいという思いがあるので、学生限定にはせず間口を広くしています。

しまだ

そうなんですね!どういったイベントを開催していますか?

星合さん

三重県の観光を今後どうするのかといった堅めのテーマを扱うワークショップや、飲み会バーベキューといった交流会を2カ月に1回ぐらいのペースで開催しています。

しまだ

すごく楽しそうですね!みえフェスは首都圏限定のイベントなんですか?

星合さん

最初は首都圏在住向けのコミュニティでしたが、ゆくゆくは関西や名古屋にも広げていきたいです。今まではオフラインのイベントを主軸にやっていたので首都圏以外は参加しにくかったですが、現在はコロナの影響でオンラインが普及しているので、名古屋や関西在住の人にも参加してもらいやすくなり、徐々に地域を拡大しているフェーズです。


「星合佑亮にしかできないことを追い求める」

しまだ

なぜ地元を盛り上げようと思ったのですか?

星合さん

「自分が笑顔にしたい人がどこにいるか」を考えた時に、僕の場合は学校の先生や家族、そして仲間たちだったんですね。なのでその人たちに価値を提供したいと思い、地元三重を盛り上げようと決めました。また「星合佑亮がやる意味がある」と思えたことも大きいですね。三重県出身という希少性かつ東京で修行している身であるからこそ、これを自分がやる意味があると思いました。

しまだ

なるほど、そういう思いがあったんですね。ではなぜみえフェスに入ろうと思ったんですか?

星合さん

Facebookを通じてイベントに参加したことがきっかけですね。実際に参加してみると団体が発足して数年経っているにも関わらず、正直イベントが面白くなく期待外れでした(笑)。三重県出身の上京者のためのイベントは需要があるのに、あまり盛り上がっていないのは勿体ないと思いましたね。と同時に周りを巻き込むことが得意な自分だったら、この状況を変えられるのではないかと。

しまだ

周りを巻き込むのは昔から得意だったんですか?

星合さん

自覚したのは高校2年生くらいの時ですね。何か大きな出来事があった訳ではないのですが、今まで自分がしてきたことを振り返ると中学では生徒会長や、バラバラになりがちだった合唱コンクールの練習のまとめ役をしていたことを思い出したんですね。その時「コミュニティの真ん中で周りを巻き込むことが自分の得意分野なのでは?」と気付いた感じですね。また中学のクラスや高校の部活、前のバイト先など自分の属していたコミュニティが全て今も存続しているんです。これは僕がコミュニティの中心にいたことも少なからず影響していると考えています。


「個人の行動変容に繋がることをしたい」

しまだ

みえフェスを通じて、三重県をどのようにアピールしていきたいですか?

星合さん

外に向けたPRをする発信拠点とは考えていないです。理由は県庁がすでにPRしていますし、個人の行動変容に繋がりにくいと考えているからです。というのも、全く知らない団体がPRしたところで、他人事だと思われて興味を持たれにくいです。なので団体として発信するよりも、イベントに参加した人が口コミ方式で友達やサークルの同期などに「三重ええとこやで!」とアピールする方が1人でも多くの人が動くと思います。僕自身、自分とは関係のない人が発信しているものよりも身内からオススメされた方が興味を持ちますし。

しまだ

そうなんですね!星合さんは代表を務めていますが、リーダーとして何を意識していますか?

星合さん

常連の方のイベント企画のアイデアを積極的に取り入れるようにしていますね。
根底には、イベントの参加率が高い常連の方に「1つの企画を私たちも一緒に作ったんだ」と感じてもらうことがコミュニティの成功の1つという考えがあります。コミュニティというのは運営メンバーだけでなく、参加者も一緒になって創り上げるものだと思っています。

しまだ

みえフェスへの当事者意識が高まることで、団体や三重に愛着がより一層湧きますよね。今後みえフェスで何をしたいですか?

星合さん

団体名に「フェス」とついているので、フェスをしたいです!三重県内の食べ物を集めて出店風にしたり、三重県出身の芸能人を招待したりできたらな…と考えています。オンラインが主流になった今、コミュニティをより広い地域に拡大する絶好のチャンスなのでまずは名古屋、大阪、ゆくゆくは全国に三重県民のコミュニティを作りたいです。そしてイベントを通じてできた繋がりが、起業などの三重に還元する何かを生み出すプラットフォームになれればと思っています。その人たちが将来「僕たちの出会いはみえフェスでした」という言葉を聞けると、人をつなぐ役割として作用できたという意味でとても嬉しいですね。


「おもろい人のハブになりたい」

しまだ

星合さん自身の今後について伺いたいのですが、将来は何をしたいですか?

星合さん

そうですね、今は経済学部に所属していますが大学院では都市工学部に進み、都市計画について勉強しようと思っています。街を造る人になりたいです。

しまだ

そうなんですね!なぜ街を造りたいのですか?

星合さん

根底には「人を繋ぐ場所をつくる、人が繋がるコミュニティの真ん中にいたい」という思いがあり、それを大きな視点で捉えると街だと思っています。

しまだ

これまでお話を伺っていると「将来的には三重で起業されるのかな?」と思ったのですが、その予定はありますか?

星合さん

「三重でしかできない、かつ星合佑亮にしかできない」ものを見つけたら起業するかもしれません。ですが安易に東京にあるものを三重に持ち帰って起業というのは違うと思っています。それよりも、今は東京という第一線でどこまで通用するのか試したいという気持ちの方が強いです。その中でも片方の軸足は三重に置いておきたいですね。かなり先の話ですが、少し早めに仕事を引退して50~60歳ぐらいで三重に居酒屋を開きたいです。

しまだ

なぜ三重に居酒屋を開きたいんですか?

星合さん

僕は「人が集まる場所」が大事だと思っています。みえフェスはある意味場所ではありますが、分かりやすく「ここに行けばおもろい人がおる」というハードの建物や施設がとても貴重だと考えています。オンラインで繋がれる時代だからこそ、オフラインの場所の価値が今後重要になってくると思いますし、あとは大のお酒好きというのもありますね(笑)。地元に就職した友人に話を聞くと、「飲むところがない」という意見をよく聞きますし、伊勢という歴史ある街並みと調和した居酒屋がもっとあってもいいと思っています。

しまだ

居酒屋オープンしたら行きますね!(笑)最後に、星合さんはどんな人になりたいですか?

星合さん

どんどん人とつながり、人を巻き込んでいき、「あいつの周りにはおもろい人がおる」と感じてもらえるような「おもろい人のハブ」になりたいです。そして、僕が居なければ生まれるはずのなかった出会いをこれからも作っていけたら嬉しいです。

しまだ

本日はありがとうございました!


本記事の執筆者:しまだ

兵庫県出身のしまだです。このメディアを少しでも多くの人に見てもらえるよう、試行錯誤しながら頑張ります!よろしくお願いします。


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