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6社で長期インターン!?クリエイティブディレクターを目指す学生「川上友輝」

専修大学 / 川上 友輝

1999年群馬県出身。専修大学ネットワーク情報学部4年。商業高校から大学に推薦で進学したため周りの人に学力以外で勝ちたいと思い、広告会社でインターンを始める。その後自分に足りないスキルを身につけたいと思い、web広告企業を中心に他5社でインターンを始める。卒業後は大手広告代理店に就職予定。夢は、「現象化」できるクリエイティブディレクターになること。


強みを活かせるフィールド

かわちゃん

インターンを始めた経緯を教えてください。

川上さん

商業高校から大学に推薦で進んだため、周りの人に学力以外で勝ちたいと思っていました。そこで、「自分の強みを活かせるフィールド」で戦おうと思いました。僕自身YouTube、プログラミングなどに詳しいと思っていたので、その知識を活用出来るネット広告代理店のインターンを始めました。

かわちゃん

インターン先での業務内容は何ですか?

川上さん

最初は営業がメインでした。1年間に1万件ほどテレアポイントを行い、アポイントが取れるようになったらFacebook内のインフィード広告を運用することなど実践的なことも任されるようになっていました。

かわちゃん

そうなんですね!具体的にどのような事を行っていたのですか?

川上さん

広告業界は、大きくいうとクライアントから頼まれたものならなんでも売らなければいけません。自分たちが提供しているのは「モノ」ではなく「サービス」です。例えば、ペン一本から何億円規模の大きな案件までを手がけます。僕がジョインしていたインターン先の企業は、「ネット広告」という手段に固執した代理店ではありませんでした。脱毛サロンの案件を扱った時はポケットティッシュの広告にし、イベントでティッシュ配りを行ったりしていました。その時その時でクライアントに必要な「武器」を選択するのも広告代理店の仕事だと思います。


武器を増やす方法

かわちゃん

何が一番大変でしたか?

川上さん

長期インターンは、私生活や大学の授業との兼ね合いです。授業の合間にインターン先に行き、夜は飲食店でバイトをする生活をしていました。正直体力的にもきつかったです。そのため、1年生の冬にインターンが嫌になって1ヶ月無断欠勤したんです(笑)

かわちゃん

無断欠勤!?

川上さん

はい(笑)でもその時インターン先の部長から「君ならできると思うから一緒に働こうよ」と言って頂き、結局3年の冬までその会社にはジョインしていました。

かわちゃん

3年間働く中で何を学びましたか?

川上さん

3年以上働く中で一番感じたことはネット業界の流れの速さです。また、いつしかその会社で就職し、新卒の中で一番になりたいという夢ができていきました。そこで自分の中で営業マンとしての「武器」を増やしたいと思い、SEOの会社でアド広告を学んだり、ブログの会社で文章力を学んだりしていました。


一歩踏み出す「勇気」

かわちゃん

5社はどのくらいの期間行っていたんですか?

川上さん

一ヶ月から半年ぐらいですかね。3年生では授業も少なかったので、週7でインターンしていました。大変でしたけど6社のインターンを通じ、一歩踏み出す「勇気」が身についたと思います。

かわちゃん

「勇気」ですか。変わったと思う瞬間とかありますか?

川上さん

積極的に動けるようになりました。例えば、僕個人として「男性美容」に特化したSEOブログを運用しています。Instagram内でインフルエンサーと連動させた企画なども行っています。SEOやライティングの技術をアウトプットする為に行っていますが、利益などは考えていません。実際、月間三万人が見ても収益一万円を超えないんです。そこから何を学び取れるかの方が重要かと。特に学んだこととしては、一人で出来ないことの多さを知りました。例えば僕の場合、SEO、広告、マーケティングなどのスキルをもっているのですがどれも60点くらいです。コンテンツを高い質まで持って行くにはプロレベルの人が必要でしたね。また、他の人と働く事で自分の強みにも気付く事が出来ました。


「現象」を生み出せるクリエイティブディレクターになる

かわちゃん

「強み」とは?

川上さん

人よりも人の話を聞き、それを「言語化」するのが得意ということです。その強みが活かせる職種として、「クリエイティブディレクター」があります。僕は将来クリエイティブディレクターになりたいんです。

かわちゃん

川上さんの考えるクリエイティブディレクターはどんな人ですか?

川上さん

クリエイティブディレクターは、「現象」を作る人だと思います。「そうだ、500km歩こう」と言われると、「は?」ってなりますよね(笑)でも、「そうだ、京都にいこう」と言われるとどうですか?きっと頭に「京都へ行ったら何をしよう」「どこへ行こう」「どんなお土産を買おう」など頭に明確にイメージが浮かんできますよね。こうしてチームが動く方向性を「言語化」して指し示すことによってより高いスケールへチームを連れていくことがクリエイティブディレクターの仕事だと思っています

かわちゃん

クリエイティブディレクターとしてやってみたいことは何ですか?

川上さん

SNSは今や誰もがクリエイターとして活躍出来る時代です。女子高生がふと呟いたことが何万人をも感動させ、それが一つのムーブメントとして社会の中で踊り出します。これってすごいことですよね。でも決して良い面だけではありません。だからこそ「炎上」や「ネットいじめ」が起こっているんです。こうしたネットの曖昧なルールを「広告」の力を使って「言語化」をして変えたいと思っています。世界中のみんながワクワクするようなコンテンツを創ってみたいです。


自信がないのは、情報不足

かわちゃん

6社のインターンを通じ、身につけられた成長はなんですか?

川上さん

どこの会社でも自分の尊敬する人を見つけられたことですかね。これは自分のルールなんですけど、「尊敬する人には会いに行かない」と決めています。尊敬する人から声が掛かるぐらいの影響力を持ちたいと思っています。コネクションを持つよりは、自分を高めてその人から認めて貰いたいです。だからこそ、就職活動時はインターンを全て辞めました。そして1社のみにエントリーしたんです(笑)いや、本当に身一つでグランドラインを航海するのは無謀でした。(笑)

かわちゃん

どのような企業にエントリーしたんですか?

川上さん

僕がエントリーした会社は自分が戦えるフィールドがあること・色々なマスメディアを武器として持っています。そこで頑張れば自分の闘える武器選択を広げられると思ったので、その企業にエントリーしました。無事に内定を貰えました。ラッキーでした。

かわちゃん

思考が変わり始めた時はいつですか?

川上さん

うーん。常に変わってると思います。インプットとアウトプットが多い毎日なので(笑)今回の議題に沿う形なら仕事をしているときですかね。就活時に、学歴を理由に諦めている人が多いことを改めて感じました。「どうせ大手なんて受からない。」「学歴で落とされる。」そう言って諦めている友達は周りにたくさんいました。でも実際、学力レベルによって合格する枠は決まっている会社が結構多いんです。学力関係なく十分戦えます。

かわちゃん

学歴を気にし、自信のない学生も多いと思いますが、、、

川上さん

僕は、「自信がない」ことは「勇気がない」ことだと思います。さらに勇気がない理由は、「情報不足」が原因だと思うんです。自分が本気でやりたい夢、目標があって成功している人は必ず膨大な量を調べています。下調べをしている人は、戦略で勝てます。


「差異」に敏感になる

かわちゃん

戦略的就活ですね。情報を補う為に行っていることはなんですか?

川上さん

日常の「差異」「異臭」に目を向けることですかね。例えば僕が行っている方法があるんですけど、一日毎に色を決めてその色のモノをメモするんです。黄色なら信号・マクドナルドのロゴ、ひまわり、パプリカ…。なんでもOKです。そしたらその日の1日に「なんでその色なんだろう」とその色である意義を見つめ直すんです。こうした訓練でちょっとした日常の「差異」や「異臭」に気づけると思いますよ。情報収集することで、思考がより深まります。

かわちゃん

なるほど、すぐに実践できそうですね。最後に学生に伝えたいことはありますか?

川上さん

僕は高学歴な訳でもない、何かに特化してるわけでもありません。アドバイスっていうほどでもありませんが、大学1・2年生であれば多くの仲間を見つけることですかね。意外な時に「こいつこんなことができるんだ」と思う友達は多くいた方が良いです。大学3・4年生であれば悩んでいると抜かされてしまうので、「やりたいこと」「好きなこと」に突き進んで欲しいです。もしやりたいことがないなら、その理由を細分化してほしいです。何もやりたくないのはなぜか、、、自分に常に疑問を持つことがやりたいことを見つけることに繋がると思います


本記事の執筆者:かわちゃん

群馬県出身のかわちゃんです。記事を通じ、キャリア・問題解決できるきっかけになればと思います。よろしくお願いします!


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