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内定を6社辞退、ブレない芯を持って走り続けるインターン生

外国人人材会社インターン生 / かわちゃん

1998年群馬県出身。商業高校時代はマーケティング部に所属し、大学では留学や学生団体に入るなど精力的に活動。就職活動では内定を6社辞退し、現在は当サイト「マイウェイ部」のライターを担当している都内の大学4年生。「1カ月50記事、5万PV」を目標に、日々インタビューと記事作成に取り組んでいる。


「内定を6社辞退し、新たな道へ」 

しまだ

本日はよろしくお願いします!
内定を6社蹴り、現在は外国人人材会社でインターンをしているかわちゃんですが、なぜその決断に至ったのでしょうか。

かわちゃん

内定を全て蹴ったのは、就活に妥協している自分に気がついたからです。人一倍納得就活にこだわっていたはずなのに、気がつけば内定を得ることに必死になっていました。5月下旬頃に、やっと我に返りもう一度自分の将来について考えました。その結果、中途半端に就職するよりも1回リセットして自分の興味のあることを模索しようと思いました。

しまだ

そうなんですね。すごい決断力!
ではこのインターンに参画するまでの経緯を教えて下さい。

かわちゃん

外国人人材を扱っている点に興味を持ち、外国人人材の会社の選考を受け最終面接まで進んだのですが、SPIの性格診断で協調性に欠けるという結果が出ました。そこで社員の方と話し合い、インターン生として実際に働いてみることで本当にマッチするのかどうか見定めてもらうことになりました。

しまだ

なるほど!そういった経緯があったんですね。私はこれから22卒として就活をするので、かわちゃんの就活の軸を知りたいです。

かわちゃん

そうですね、主に2つあります。1つ目は「圧倒的成長」です。これを言うとよく突っ込まれますが(笑)。具体的に、何か1つに特化するのではなく1日にできることが何個も増えていき、最終的には色々なことを任せてもらえる会社で働きたいと思っていました。2つ目は「共存できる環境」です。個々の価値観や違いを受け入れ、認め合える環境という意味です。


「幼い頃から抱いていた、起業という夢」

しまだ

将来は起業をしたいということで、そう思うようになったのは何かきっかけがありますか?

かわちゃん

父親が飲食店を営んでいるのですが、そのお店によく地元の経営者の方が会食をしていたので幼い頃から経営者という存在を身近に感じていましたし、憧れがありましたね。

しまだ

そうなんですね!商業高校に入ったのはいずれ起業したいという思いがあったからですか?

かわちゃん

そうですね。その中でより専門的なことを学びたいと思い、マーケティング部に所属していました。マーケティング部では地域のパン屋さんや障害者の方達の工賃を上げる為の活動として、コンサルティングを行っていました。3年次では地元のフランチャイズオーナーの方とコラボして、地元のショッピングセンターに高校生がプロディースしたお店を出店しました。

しまだ

マーケティング部ってかなり珍しい部活ですね!

かわちゃん

そうですよね。商業高校だったのでそういう部活もありましたね。学校説明会でマーケティング部の活動報告プレゼンを聞き、所属することを決めていました。元々ある障害施設やパン屋さんと連携して商品開発、PR、SNS運営、イベントの出店をしていたので起業への興味はさらに強くなりましたね。

しまだ

高校生の時から自分の将来を見据えて、今何をすべきか考えられていたのは本当にすごいです! では起業してどういうサービスを立ち上げたいですか?

かわちゃん

正直悩んでいます。ただ、外国人の差別や生きづらさを解決できるようなサービスを提供したいと考えています。というのも留学中に外国人労働者が差別を受けている現状を目の当たりにし、また自分自身留学先で外国人という理由で舐められ、ぼったくられることが多くありました。
実際に、日本に留学している私の友人も同じような経験をしたことがあったみたいで。
また、NZ留学の時現地の友人を作るのにとても苦労したんです。そこでこのサービスを立ち上げることで、異文化交流をしたいと思っている学生に対し、有意義な留学生活の手助けをすることができると考えています。

しまだ

社会課題解決ビジネスは収益が出しづらいので皆手を出さないとよく言われますが、かわちゃんのような方が1人でも多く増えて社会課題を率先して解決してほしいです!応援しています!


「留学が私のターニングポイント」

しまだ

大学時代にカナダに1ヶ月、ニュージーランドに半年間留学されていたそうですね。なぜ2回留学したんですか?

かわちゃん

カナダ留学を通じ、もっと世界を見てみたいと思ったからです。というのも、カナダが私にとって初海外だったんです。留学を通じ、それまで一般的な人生のレールを生きてきた私は多くの価値観に触れる事ができました。夫婦で留学している方がいたり、結婚前に留学していたりする方を見て選択肢の幅が広がりましたね。また海外だと「初めて」がたくさんあるんです。その為、リスクを考え挑戦したくてもできない私にとって「失敗してもいいからやる!」スタンスを実践できる環境だったんです。「留学」が自分の成長環境に適していると感じました

しまだ

なるほど!より成長するために、NZ留学されたんですね。どのような成長を感じましたか?

かわちゃん

NZの留学で人間性の成長をすごく感じましたね。実際に、まだまだ子供な部分がありますが(笑)留学前は自分の損得勘定で人付き合いをしていましたが、現地で自分のためではなく相手のために頑張る人と多く出会ったことで付き合う人も変わりました。

しまだ

留学は人を変えるとよく言われますが、本当に変わるんですね!留学後はどういう人と付き合うようになりましたか?

かわちゃん

留学後は本当に大切にしたい人の願望を聞くようにしたり、アチーブメント株式会社のような自分の夢を堂々と言える場所に出会えたことで、お互いの夢や目標を認め合い一緒に高め合っていける仲間を見つけることができました!今までは「社長になりたい!」と言うと意識高い系とレッテルを貼られ、どこか馬鹿にされている感じがありました。自分を認めてもらえないような気がして本当に苦しかったですね。大胆に言うと、笑うツボとか個人の価値観が人と同じじゃないと孤立すると思っていました(笑)


「どこでも価値を生み出せる人になりたい!」

しまだ

最後に、将来のビジョンを教えてください!

かわちゃん

模索中です(笑)社会を知らない中でビジョンを探すことは難しいと思うんです。ただ現時点では2つあります。1つ目は「稼げる女」になりたいです(笑) 。「稼げる人=価値を提供し続けられる人」だと思うんです。麻薬とかは別として(笑)。2つ目の理由にも繋がるんですけど、どこにいても価値を創造できる人になりたいですね。

2つ目は海外で生活をしたいです。子どもに色々な価値観を経験させたいという思いがあります。また、私自身もまだまだ価値観を広げていきたいので海外で子供と一緒に学んでいきたいと思っています。日本は安全で何もかもが整っているので良い面はたくさんあるんですけど、島国で移民が少ないからか日本人が正しいという偏見が強いと思うんです。だからこそ「外国人」というマイノリティの立場で生活することで、弱者の気持ちが分かると考えています。「弱者だからこそ挑戦する!」マインドで子供と一緒に成長していきたいです。


本記事の執筆者:しまだ

兵庫県出身のしまだです。このメディアを少しでも多くの人に見てもらえるよう、試行錯誤しながら頑張ります!よろしくお願いします。


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